何で管理する?
今年こそはちゃんとお金を管理したい!という方は多いはず。不景気が続くこのご時世。小さなお金の動きも案外侮れない。ここをなんとか乗り切るためにも、日々のチェックは欠かせません!
では、どんなスタイルで管理する?やはりスマホのアプリがお手軽かな?それとも、Excelや家計簿ソフトでしっかり管理する?
便利になったものの、やっぱりわたしは昔ながら手書きの家計簿が便利だと思うのです。「こんな便利なのがいっぱいあるのに、その選択はないわ~」って方は、おそらくこの記事は読んでないと思いますので、アナログちゃんの皆様ようこそです。
結論から申しますと、私がおすすめしたい家計簿は、ジャジャン!
マガジンハウスのムック・雑誌クロワッサンの家計簿です。表紙を取り外すと、無地で濃紺。無駄を一切省いた感があり、かなりシンプルです。つまんない?いえいえ、これが何年も書いていると冊数が増えるわけですが、そんな時、ずっと変わらない表紙のほうが並べた時に統一感があって、私的にはいいなと思っています。
そんな私も、この家計簿に辿り着くまでこんなものを使っていました。家計簿をつけるという地味な作業を続けるには、やはり可愛いものの方が気分が上がる!ってな口実で。いま見ても可愛いと思います♥
しかし、毎年ここにお金をかけるのはもったいないかも?って気持ちになり、書式が同じようなものでもう少し安いのはないかと探し、辿り着いたのが「クロワッサンの家計簿」だったのです。
ムーミン谷の皆様には、家計簿を習慣化するのに大いに手伝ってもらいましたが、ここでお別れ。「もう可愛さは求めない!」ということで、値段が手ごろなこちらを使うことにしました。
ちなみにムーミンの家計簿は当時から1.000円以上しましたが、クロワッサンは560円税込(2023年度版)。約半額で内容は大差ない。となれば、こちらに移して正解だったなぁと。そりゃ、ムーミンの方は、カバーとかインデックスのシールとか小物が充実していましたが、そこはなくても全然問題ないし。
そして今年で10冊目に突入いたしました!!10年続いているんだから間違いなく「使って良いもの」に認定です!
中身のバリエーション
毎日の収支欄
(こちらはサンプルです)
大事なのは家計簿の心臓部とも言える、日々の収支記入欄が書きやすい、見やすいだと思います。項目欄に自分に必要な項目がちゃんと揃っているかどうか。いろいろな欄をきっちり記入する必要はなく、あくまでも自分の必要とする項目のみで十分。私の場合、書くところも限られているので結構スカスカですが、それでも続けることによって、ちゃんとお金の流れが解ってきました。ちなみに、サンプルのように細かく書いてません(^-^;)ざっくり金額だけ記入って感じです。
年間収支欄
意外に必要なのは年単位の収支。ここは、毎月の合計が出た時点で埋めるようにしているのですが、このページは、のちのち振り返りの参考になり、便利な記録となります。「昨年の今頃はどのくらい使っていたか?」なんてことが一目瞭然。また、年単位でどのくらい使ったかがチェックできる。ちょっと支出が多かった年、「あ、この年はエアコンを買い替えたんだっけ!」とか、解ります。
(記入サイクル 日➡週➡月➡年)
日単位、週単位、月単位、年単位は最低限の記録になるので、ここが自分にとって書きやすい、見やすいが大事だよ。
その他
クロワッサンの家計簿は、空きスペースにこのような生活のちょっとしたアドバイスなんかも書かれています。いつも計算機で「合計が合わない、キィーー」なんてやってるものだから、あんまりゆっくり読んでいないけど、そっとアドバイスしてくれている気づかいがクロワッサンのやさしさ。
その他にも、「医療費の記録」とか「年金」「冠婚葬祭リスト」「クレジットカード」等々、バラエティに富んだページがうしろの方にあります。「もしもの時のMemo」なんていうページも。このあたりは、必要に応じて記入ですね。
一番大切なのは続けることよね。最初からあんまりきっちり書かなくてもいいと思うのよ。そういう意味でもお財布に優しい家計簿で練習して、それからもっと自分に合いそうなものを探すのもひとつの手。書いているうちに求めるものがきっと解ってくるはずだからね。
2024年の最新版です。 2023/10/12に発売です。お間違えなくね。
最新!!2024年版
2023年版
あとね、表紙はわりとペラだから、こうしたノートカバーを使うと1年間キレイに使いえるわよ。厚みはさまざまで1枚ものから、100均なんかだと薄いカバーが12枚入り、なんてものまであるのでお好みで。
これは番外編ね。面白そうな家計簿を見つけちゃったわ。口の悪いワル猫たちが、ときにドヤしながら、ときに励ましながら、家計簿に挫折しがちなあなたに伴走してくれる新しいタイプの家計簿ですって。この顔!